■応募書類には、履歴書・職務経歴書・自己PR書・論文などがあります。履歴書はすべての企業で提出を求められる書類で、記入すべき内容はほぼ同じものとなります。だからこそ基本的な事柄は間違いなくチェックしておく必要があります。 |
履歴書を郵送または持参する当日の日付にします。日付は履歴書全体で、西暦か元号どちらかで、また算用数字で統一するようにしましょう。
名前は他の欄よりも大きな文字で。だれでも読める氏名や住所であっても必ずふりがなは記載するようにしましょう。「ふりがな」となっていれば「ひらがな」で、「フリガナ」となっていれば「カタカナ」で書きます。
写真は第一印象に大きな影響を与えます。背景は白。ビジネスにふさわしい服装(男性ならスーツ・白ワイシャツ、女性ならさわやかな色のスーツなど)・スタイルで、顔の表情にも意欲があふれている写真がより良い印象を与えます。3ヶ月以内に撮影したものをご用意下さい。
年齢制限を超えて応募する場合、中には意図的に書かない人もいるようですが、いずれ判明することですので隠さず正確に記入しましょう。
マンション・アパート住まいの方は、建物名・部屋番号まで正確に記入しましょう。また郵便番号も記入もれのないようにしましょう。
一人住まいで平日昼間が留守がちな場合は、確実に連絡の取れる場所・時間などを明記しておきましょう。具体的に『9〜5時を希望。基本的には携帯電話にご連絡ください。』などのコメントを書くといいでしょう。
■義務教育は卒業年次のみ、高校以上は入学・卒業年次を併記 |
義務教育の小中学校については卒業年次だけ記入すれば問題ありません。また高校までは国公立か私立かも明記し、高等学校・専門学校・短期大学・高等専門学校・大学などは、入学年次と卒業年次を併記するとともに、学部・学科までを明記して履修内容を明確にすることが必要です。
原則は、全ての入社・退社歴を書きます。記入例のように、配属部署まで記入し、職務内容を伝える方法もあります。
会社倒産など退職理由を簡潔に表現できるなら、書き添えておくと良いでしょう。それ以外は「一身上の都合により退社」が一般的です。
学校時代の賞罰は含みません。社会人となってから、公的な入賞経験などがあれば、ぜひとも伝えたい内容です。特筆事項がない場合は「なし」で良いでしょう。
資格は仕事に直結していないものでも書き込むようにしましょう。普段から自己啓発を怠らない姿勢をアピールすることができます。また、資格取得に至っていなくても、「●●取得に挑戦中」と書いて、意欲的に勉強している姿勢をアピールすることも。また、語学力を評価基準においている企業に対しては、「英語検定●級」「TOEIC730点」なども書いたほうがいいでしょう。
多少とも興味があることで十分です。どの程度親しんでいるのか等について一言添えるとイメージがふくらみます。たとえば、読書でも好きな本のジャンル(推理小説、ノンフィクションなど)や好きな作家などを書き添えたり、スポーツ観戦も具体的な種目(サッカー観戦、野球観戦など)も書いてみるのもいいでしょう。
これまでの経験や実績を書いた上で、そのキャリアを活かして新しい職場でいかに働きたいか、を自分の言葉で書くとよいでしょう。
未経験の職種に応募する場合も、自分の経験に共通点を見出し、適性をアピールするようにしたり、どういう部分に魅力を感じたかなど、具体的に書くとよいでしょう。
空白での提出は絶対にタブーです。
ここの記載がないと、面接の際に伝えそびれて条件をのんでもらえなくなる可能性があるので、どうしても譲れない条件はしっかりと書いておくようにしましょう。
最近ではデータ(Word,Excel,PDF形式等)で作成することが一般的となっていますが、直接手書きで記入する場合には、万年筆か細字のサインペン、またはボールペンを使用しましょう。コピーされることを想定し、黒のインクを使用しましょう。
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